こんにちは。みすみーです。
以前も話した気がしますが、みすみーは結構オタクです。
ゲームやアニメ、映画。偶に小説とかもガシガシ読みます。やっぱストーリーというか、物語性のあるコンテンツが好きなんですよね。
そんな中でも漫画は大好物で。僕が好きな漫画の一つに
「ハイキュー!!」があります。
高校バレーボールを題材とした漫画で、ジャンプ連載時からずっと読んでました。というか作者の1つ前の連載作「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。」もリアルタイムで読んでたジャンプっ子だったんで、ハイキューの読切読んだときには「すげえ漫画がキタ!」って思ったもんです。
この「ハイキュー!!」の中でも、僕が特に好きなキャラがいて、それがタイトルにもなってる及川徹。通称大王様。マジかっこいいんすよ。
この及川さん見た目はイケメンですが中身はチャラ男といういわゆる残念イケメンです。主人公達のライバルである強豪校「青葉城西」のキャプテンで、県内総合力トップの実力を持つセッターでもあります。
しかし決して”天才”ではないところが大きな魅力。
及川徹という選手は、ある程度優秀なセンスに対して、凡人を超越した努力を繰り返して、高い総合力を誇る選手です。
主人公の1人の影山や、同世代で最強のスパイカーであるウシワカへの、圧倒的な才能を持つ天才へのコンプレックス。それをバネにその実力を磨き上げてきた秀才であり、アンチ天才の思想を持つ男なのです。
作中でも及川さんの感情や葛藤は非常に濃く描写されており、読んでる方が苦しい場面もあります。
自分は天才ではない。強烈な才能が後ろからもやってくる。
くるな、こっちへくるな。
必死に努力しても届かない。
誰よりも練習しなきゃならない。
天才に勝てない自分にバレーボールを続ける価値はないのかもしれない。
だからこそ、自分は天才でないことを自覚した上で、センスと才能を磨き上げ、それを超えるべく足掻き続けた及川さんがかっけぇんです。
もっかい言いますけど
この姿勢がマジでかっこいいんですよ。
すごい好きなんです。このキャラ。なので本記事ではハイキュー全般というよりか、
及川さんというキャラの魅力を中心に紹介していきます。
あと「ハイキュー!」本編のネタバレがあるので、
気にされる方はUターン推奨です。
では本編に入っていきます。
アンチ天才及川徹の魅力を解説
普段の及川さんは、モテるイケメン・皮肉屋・イジられ体質があいまって性格が相当悪い。
笑いながら嫌味を言ったり人をかき回したりするのが大好きなんで、「月島より性格が悪い」と作中では影山に評されてました。チームメイトも基本的に及川さんを「クソ野郎」と認識してます。
しかし、バレーに関しては、チームメイトからは非常に慕われて、及川さん自身も彼らに全幅の信頼を寄せています。試合中のカリスマ性溢れるシリアスな雰囲気のギャップと、普段のクソ野郎ムーブのギャップも僕が彼を好きな部分です。
改めて書くとそりゃ好きになるわこんなやつw
武器としては
- 高い威力とコントロールを兼ね備えたジャンプサーブ
- 異なる個性を持つスパイカーたちの能力を最大限に引き出すトス回し
- どこであろうとチームの最大値を引き出すセッター
- プレー中のわずかな情報から、相手の弱点や弱み、クセや関係性を読み取る鋭い洞察力
があり、どれも強力で、相手チームを苦しめる大きな要因になってました。
しかし、及川さんの根っこにあるのは「天才どもを凹ましてやる」というアンチ天才の思想。及川さんは天才へのコンプレックスをバネにその武器を磨き上げてきたわけです。
アンチ天才の思想についてはちゃんとバックボーンがあります。
北川第一中学の時代から、及川さんの周囲には牛島や、影山といった本物の天才が存在して、天才同士の板挟み状態でした。牛島に勝てない焦りから、チーム内では「見てるこっちがしんどいくらい」とオーバーワークになり、牛島を越えるべくひたすら練習に励んでました。
きついんですよね…。これ。僕自身も中学の頃陸上やってて、他校の人や、後輩に負け続けた過去があるので、焦る気持ち。がむしゃらに練習する気持ちがブッ刺さって辛かったです。
その後、同じ中学に後輩として入部してきた影山によって、今の及川さんの思想。いわばアンチ天才思想が強く形成されました。影山の存在は及川さんにとってめちゃでかいんですよ。自分の不調で代わりに試合に出る影山に対しても明確に意識してました。
「どれだけ努力しても届かない壁がある焦り」
「強烈な才能が後ろから追いかけてくる焦り」
まさしく板挟み状態です。
作中に「勝負事で本当に楽しむためには、強さがいる」ってセリフが度々登場するんですが、実際楽しむことが、この時点の及川さんはできてなかったんですね。
自分の強さがチームの強さに直結すると思い込んで練習しまくってたんです。
ある時、練習後アドバイスを求めてきた影山に対して、つい暴力を振るいそうになってしまいます。間一髪、チームメイトの岩ちゃんこと岩泉(及川さんの相棒ポジションのスパイカー)に止められて、未遂に終わりましたが、ここで及川さんは感情を吐き出します。勝てない俺に意味なんかない。もっと俺が強くならなきゃいけない。
そこで岩ちゃんが一喝。
「お前1人だけ強くなっても意味がない、6人で強い方が強いんだろうがボケぇ!」
及川さんはこのセリフに衝撃を受けて、バレーボール選手として、セッターとしても一つ殻を破ったんですね。実際頭突きの衝撃ももらってましたけどw
岩ちゃんよく言った!って感じですよもー。先ほど武器にあげた「どこであろうとチームの最大値を引き出すセッター」って強みは、このセリフを受けた及川さんが鍛え上げた、他のセッターにない強みです。チームの能力を足し算でなく掛け算にするってやつですね。
でこの後も、中学3年間、牛島に勝つことはなかったですが、ベストセッター賞を受賞して、
影山に宣戦布告してます。「いつかお前も凹ましてやる」って感じで。
この「凹ましてやる」が、いいんすよねー。
お前に勝つのは俺だから負けんなよって天才を認めてる感情があって。及川さん自身、天才共の実力を認めて、受け入れた上で、誰よりも練習してきたことで今の実力を手にしているから。
ただのアンチ天才ではなく、それを超えるべく足掻き続けたから及川さんは魅力的なんだぜという話でした。
実際にアンチ天才って現代にもいっぱいいますよね?
「あいつは特別だから」「俺には才能がないから」「才能がある奴が羨ましいよ」みたいな。
けどそこで折れるのではなくて
「じゃあ自分には何ができるのか?」を突き詰めるというのがどのジャンルでも成長するのに大事なんですね。
このスタンスが僕が及川さんが好きな大きな要因の一つ。
サーブが決まったら天才セッターのいるチームでも意味ないな。よしサーブ強化しよう。
もしくは、チームの力を引き出すには、まずその相手が何を考えてるのかちゃんと見ないとな。よし、しっかりコミュニケーション取るような空気にしたれ!とか。
僻みだけで終わると、単なる嫌味なやつで終わります。口先だけって奴になります。
及川さんもホセ・ブランコに助言受けてましたね。
「自分は天才でないと認めながらも、自分の力はこんなものではないと、もがき苦しむのは辛く険しい道かもしれない。才能開花のチャンスをつかむのはいつかはわからないが、チャンスはないと思っていたら一生ない」
あと及川さんは影山の天才っぽいところとして「馬鹿なところ」をあげてました。
「周りがブレーキを掛ける時でも迷わずアクセルを踏めるところ。それが崖であっても」的な感じで。
上記からわかるように、大抵の人は迷うんですよ。
迷って当たり前。誰かに相談したり、アドバイスを求めたり、このままでいいのか?と不安になるんです。ただそこで、「じゃあどうやって勝ちに行く?」を考えられる人が、及川さんみたいなラスボスポジになれるのです。
自分より上の人にアプローチというか肉薄する手段って、ビジネスでも恋愛でもいくらでもあって、自分だけの武器は絶対作れるんですね。ハイキューは色んなタイプのセッターが「才能とストイックな努力の影山」と対比しながら、出てくるのでそういう視点で読むのも面白いですよ。
ハイキューの及川徹の超かっこいい名言
(編集中)
①「俺のバレーは何ひとつ終わっていない」
取るに足らないこのプライド、絶対に覚えておけよ」
②「才能開花のチャンスは今日かもしれない。若しくは明日か明後日か来年か30歳になってからかも?体格ばかりはなんとも言えないけど」
「無いと思ってたら多分一生無いんだ」
「才能は開花させるもの」
「センスは磨くもの」
まとめ
いかがでしたか?
今回は僕が好きな漫画の好きなキャラの及川さんを熱く語ってみました。
僕自身中学の頃の部活やサラリーマンしながら行ってるビジネスでも、常に天才や先にいる人に強いコンプレックスを抱いてました。体格に恵まれていて、早く走れる後輩に対して嫉妬したり、お金稼いでめちゃくちゃ楽しそうに生活してる人を羨ましいと感じたり。
秀才でもなかった、いわゆる凡人ですね。
結局、自分には何もできない。県大会にも出れないし、100mでは勝てない
ビジネスでも対して稼げず、こんなことを続ける意味があるのか…
もうやめたほうがいいんじゃないか…
ひどい時はひたすら、マインドがネガティブに向き感情がひたすらマイナスに向かっていきます。
迷い悩み苦しむのが凡人です。
※ちなみにみすみーのコンプレックスと黒歴史については
こっちのプロフィールでも詳しく書いてます。
ただ、コンプレックスはバネにもなるし、自分だけの武器を作るきっかけにもなる。
天才がいるからって自分が弱くなるわけでは無い。
じゃあ自分に何ができるのか?
どう勝負していくのか?
ひたすら考えて試行錯誤して、積み重ねていく奴が及川さんになれます。
僕の例だと陸上の場合、長距離なら後輩に勝てるし、リレーの代表に選ばれるようにバトンパスや直線以外の走りを徹底的に練習する。闇雲に走るだけじゃなく上手い人の走り方を研究したりとかやりました。
ビジネスなら1人のお客さんに対してめっちゃ深く関わったり、SNSでひたすらファン候補にコメント発信するとか。ライティングや記事動画の判りやすさについて、徹底的に勉強するとか。他のみんなが真似できない経験やジャンルで勝負するのもそうですね。
実際YouTube動画でも、
携帯販売員として働いてた経験談や、ビジネス視点から見た携帯販売員とかも発信してます。
あと中国輸入ビジネスで稼いでた時の失敗談とか。絶対僕しか発信できんだろwみたいな。
世の中絶対価値じゃなく、相対価値ですから。
誰かにとっての一番であればいい。
ビジネスはもちろん恋愛とか特にそうですね。モテなくても好きな人と付き合えれば問題なしでしょうし。
「才能開花のチャンスは無いと思ってたら一生ないんだ」
ってとこで今回は締めさせていただきます。
あと、及川さんの中で岩泉さんの存在はデカかったんでしょうねw
及川さんのセッターの芯としてある、「6人で強い方が強い」は絶対アルゼンチン言ってからも残ってたでしょうし。自分の感情に本音で向き合ってくれる人っていつになっても貴重ですね。
みすみーも今後ちょくちょくオタク趣味な部分も出して行こうかと。
好きなもの・買ってよかったものついても紹介していきます。人生を楽しくする。好きなことを選択できるようにするという思想で発信してるのに、自分の推しや好きなものの発信が少ないのもどうかなーと感じたので。
今回の記事見ていただき、及川さん好きな人とは波長が合うと思うんで、
よかったらまた、チラチラ見てってください。
それでは今回はこの辺で。
※趣味を資産にすることも可能な、
オタクにおすすめなコンテンツビジネスについても無料メルマガで発信中。
引用/集英社/古舘春一/ハイキュー!!
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